[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
検索
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 砂糖・異性化糖の国内需給 > 砂糖類の国内需給

砂糖類の国内需給

印刷ページ

最終更新日:2019年10月10日

砂糖類の国内需給

2019年10月

調査情報部

1. 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、四半期ごとに砂糖および異性化糖の需給見通しを公表している。6月に「2018砂糖年度における砂糖及び異性化糖の需給見通し(第4回)」を公表した(詳細は2019年8月号参照)。

 

 

 

2. 輸入動向

【粗糖の輸入動向】
7月の輸入量は前年同月から大幅に減少

 財務省「貿易統計」によると、2019年7月の甘しゃ糖・分みつ糖(HSコード 1701.14-110)および甘しゃ糖・その他(同1701.14−200の豪州)の輸入量は、11万6504トン(前年同月比18.2%減、前月比1.7%減)であった(図1)。

 

 輸入先国は豪州、タイおよび米国で、輸入量は次の通りであった(図2)。

豪州 10万523トン
 (前年同月比15.9%減、前月比10.6%減)
タイ  1万5962トン
 (同30.5%減、同2.7倍)
米国     19トン
 (前年同月輸入実績なし、前月同)

 2019年7月の甘しゃ糖・分みつ糖の1トン当たりの輸入価格は、3万5610円(前年同月比6.0%安、前月比0.9%安)であった(図3)。

タイ    3万5529円
 (前年同月比6.2%安、前月比0.6%安)
米国  10万3789円
 (前年同月輸入実績なし、同0.1%安)

 また、同月における甘しゃ糖・その他の豪州からの高糖度原料糖の1トン当たりの輸入価格は、3万6456円(前年同月比4.1%安、前月比4.2%安)であった。

 

【含みつ糖の輸入動向】
7月の輸入量は前年同月から大幅に増加

 財務省「貿易統計」によると、2019年7月の含みつ糖(HSコード 1701.13-000、1701.14-190)の輸入量は、487トン(前年同月2.0倍、前月比30.6%減)であった(図4)。

 輸入先国は中国、フィリピン、タイおよび台湾で、国別の輸入量は次の通りであった(図5)。

中国   383トン
 (前年同月比96.4%増、前月比32.3%減)
フィリピン 65トン
 (同2.6倍、同54.8%増)
タイ     21トン
 (前年同月同、同76.7%減)
台湾     18トン
 (前年同月輸入実績なし、同4.5倍)

 2019年7月の1トン当たりの輸入価格は、13万468円(前年同月比1.1%安、前月比9.1%高)であった(図6)。

 国別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

中国     12万2102円
 (前年同月比2.7%安、前月比1.6%高)
フィリピン  14万9185円
 (同29.5%安、同39.1%高)
タイ     5万5714円
 (同41.9%安、同49.8%安)
台湾     32万8111円
 (前年同月輸入実績なし、同6.7%安)

 

【加糖調製品の輸入動向】
7月の加糖調製品の輸入量は前年同月からやや増加

 財務省「貿易統計」によると、2019年7月の加糖調製品の輸入量は、4万6635トン(前年同月比3.4%増、前月比18.0%増)であった(図7)。

 品目別の輸入量は、表4の通りであった。

 

 

3. 異性化糖の移出動向

8月の移出量は前年同月からかなり大きく減少
 2019年8月の異性化糖の移出量は、7万1762トン(前年同月比11.8%減、前月比18.1%減)であった(図8)。

 同月の規格別の移出量は、次の通りであった(図9)。

果糖含有率40%未満    302トン
 (前年同月比23.7%減、前月比36.1%減)
同40%以上50%未満 1万7748トン
 (同7.3%減、同17.2%減)
同50%以上60%未満 5万2964トン
 (同12.5%減、同18.0%減)
同60%以上           747トン
 (同42.0%減、同33.0%減)

 

4. 価格動向

【市場価格】
砂糖、異性化糖ともに前月と同水準で推移
  
 8月の糖種別・地域別の砂糖価格(日経相場)は次の通りであった。
 
 上白糖(大袋)
東京  1キログラム当たり187〜188円
大阪              同187〜188円
名古屋               同191円
関門                  同191円
 
 上白糖(小袋)
東京    1キログラム当たり199〜202円
大阪                  同202円

 本グラニュー糖(大袋)
東京    1キログラム当たり192〜193円
大阪             同192〜193円
名古屋                 同196円
 
 ビート・グラニュー糖(大袋)
東京    1キログラム当たり187〜188円
大阪              同187〜188円
名古屋                 同189円  

 8月の異性化糖の価格(日経相場、大口需要家向け価格、東京、タンクローリーもの、JAS規格品、水分25%)は、次の通りであった。
 
 果糖分42%もの  
       1キログラム当たり131〜132円
 果糖分55%もの          
                 同137〜138円
【小売価格】
8月の上白糖小袋の地域間の価格差は最大で17.6円
 
KSP−POSデータ(全国535店舗)によると、スーパーにおける8月の上白糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、191.6円(前年同月差0.2円安、前月差1.6円高)であった。
 
 同月の地域別(注)の平均小売価格は次の通りであった(表5)。

 

 最も高かったのは中国・四国で、最も安かった中部との価格差は17.6円であった。

 (注)地域の内訳は次の通りである。以下、グラニュー糖および三温糖も同じである。
    関東など:茨城県、栃木県、群馬県、長野県、山梨県、静岡県
    首都圏:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県
    中 部:新潟県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、三重県、愛知県
    関 西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、和歌山県、奈良県
8月のグラニュー糖小袋の地域間の価格差は最大で72.0円
 KSP−POSデータ(全国535店舗)によると、スーパーにおける8月のグラニュー糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、243.6円(前年同月差0.2円高、前月差0.6円高)であった。

 同月の地域別の平均小売価格は次の通りであった(表6)。

 

 最も高かったのは東北で、最も安かった北海道との価格差は72.0円であった。
8月の三温糖小袋の地域間の価格差は最大で52.6円
 KSP−POSデータ(全国535店舗)によると、スーパーにおける8月の三温糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、234.6円(前年同月差0.8円安、前月差0.7円安)であった。

 同月の地域別の平均小売価格は次の通りであった(表7)。

 

 最も高かったのは東北で、最も安かった九州・沖縄との価格差は52.6円であった。
【購入金額および購入量】 7月の砂糖の支出金額は前年同月からやや下落
 総務省「家計調査」によると、2019年7月における1世帯(2人以上)当たりの支出金額は、89円(前年同月比3.3%安、前月比39.9%安)であった(図10)。また、同月の1世帯当たりの砂糖の購入数量は、405グラム(同8.6%増、同20.3%減)であった(図11)。

 

 

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-9272



このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.