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平成30年産てん菜の生育状況について(第2報)

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最終更新日:2018年10月3日

2018年9月

札幌事務所 小峯厚
 
 当事務所は、9月3日、4日の両日、(一社)北海道てん菜協会が実施する「てん菜生育状況現地調査」に同行し、十勝地域及びオホーツク地域の平成30年産のてん菜の生育状況について調査する機会を得た。
 同調査及び北海道農政部生産振興局技術普及課(以下「道技術普及課」という。)による9月15日発表の農作物の生育状況に関する情報を踏まえ、平成30年産てん菜の生育状況について以下のとおり報告する。(6月上旬までの生育状況は平成30年6月29日既報のとおりである。)
  なお、9月6日に発生した北海道胆振東部地震は、十勝地域で震度4、オホーツク地域で震度3が計測されたが、てん菜の生育に直接的な影響はなかったと考えられる。
1. 十勝地域の生育状況  
 6月中旬から7月上旬は、7月2日から4日にかけて台風7号から変わった温帯低気圧や前線の影響で大雨となったことに加え、気圧の谷や前線の影響があったことで降水量は平年より多く、平均気温は平年より低く、日照時間は平年より少なく推移した。
 7月中旬及び下旬は、高気圧に覆われる日が多く平均気温は平年より高く、8月は、中旬に前線の影響でまとまった降雨があったものの、降水量は平年より少なく、平均気温は平年より低く、日照時間は平年より少なく推移した。
 道技術普及課の情報によると、生育状況はほぼ平年並みで、9月15日現在のてん菜の生育状況は平年に比べ2日早く推移している。
 現地製糖企業の農務担当者への聞き取りによれば、植付作業は順調に進み初期成育は良好であったものの、6月中旬から7月上旬にかけて気温が低く、降水量が多かったことで生育が停滞した。生育は一時回復基調となったものの、8月中旬にまとまった降雨があり、若干湿害が見られることから、収量・糖分ともに平年並みを見込んでいるとのことであった。

直播圃場(4/18-19播種)
直播圃場(4/18-19播種)

移植圃場(4/24-30定植)
移植圃場(4/24-30定植)

2. オホーツク地域の生育状況  
 6月中旬から7月上旬は、気圧の谷や前線の影響で曇りや雨の降った日が多かったこと、台風7号から変わった温帯低気圧や前線の影響で大雨となったことで、降水量は平年より多く、平均気温は平年より低く、日照時間は平年より少なく推移した。
 7月中旬及び下旬は、高気圧に覆われ晴れた日が多く平均気温は平年より高く、8月は低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多かったことで、降水量は平年より多く、平均気温は平年より低く、日照時間は平年より少なく推移した。
 道技術普及課の情報によると、9月15日現在のてん菜の生育状況は平年に比べ3日早く推移している。
 現地製糖企業の農務担当者への聞き取りによれば、6月中旬から7月中旬にかけて降雨があった後、圃場内の土壌水分が抜けない状況で次々と降雨があったことから、湿害が散見されるものの、収量・糖分ともに平年並みを見込んでいるとのことであった。

直播圃場(4/27-28播種)
直播圃場(4/27-28播種)

移植圃場(4/25-5/16定植)
移植圃場(4/25-5/16定植)

帯広市(十勝地域)及び網走市(オホーツク地域)の平成30年の気象状況

平均気温

日照時間

降水量

このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 地方事務所 (担当:札幌事務所)
Tel:011-221-0786

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