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平成30年度てん菜そう根病抵抗性検定試験現地調査について

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最終更新日:2018年10月23日

2018年9月

札幌事務所 黒澤和寛  

 一般社団法人北海道てん菜協会の主催による平成30年度てん菜そう根(こん)病抵抗性検定試験の現地調査が、9月26日(水)から27日(木)にかけて行われた。
 てん菜そう根病は、土壌菌によって媒介される土壌伝染性ウィルス病であり、発病すると、根重が低下し、根中糖分も著しく低下するなど、世界のてん菜生産地では、最も重要な病害の一つとして位置づけられている。一度土壌が汚染されると絶滅させることが難しく、防除も困難となり、発病すると葉全体が黄色くなり、被害が著しくなると根は壊死する。
 現地調査は、優良品種認定における検定試験の一環として、オホーツク地域及び十勝地域の試験圃場のうち罹病圃場において、供試されている品種(系統)の発病状況を調査し、てん菜そう根病抵抗性に関する試験成績を集めるために行われている。
 当日は、行政、研究機関、製糖会社などの関係者約20名が参加し、当事務所も十勝地域の現地調査に同行した。
 十勝地域の試験圃場には約20品種(系統)が植えられている。圃場では、供試されている品種(系統)の概要や栽培概要、当該圃場の気象経過についての説明がされた後、品種(系統)ごとに発病状況の調査が行われた。
  優良品種認定のための試験(予備試験含む)は4年以上を要し、当該予備試験はその1年目に当たる。本調査で把握した結果は、別途行う収量、糖分等に関する調査結果とともに、次の段階である品種検定試験の供試候補に挙げるか否かの判断材料とされ、供試候補に挙がるものは来春からの品種検定試験に臨むこととなる。

現地調査の様子
現地調査の様子

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